2015年11月26日
おもちについて
こんにちは
皆さんは静岡の遠州地方にある「おはたきもち」ってご存知ですか?
普通の餅といえばもち米を使いますが、おはたきもちは普通のごはん用のうるち米を使います。
おはたききもちの発祥は、ご飯として食べるのには向かない屑米を有効活用するために生まれたそうです。
そんなこんなで、今僕はお米の消費拡大ということを目標におはたきもちの商品化に取り組んでいます。
単純におはたきもちを作るだけでなく、テーマである「循環」を盛り込んで
あれこれ乗せたり混ぜたり挑戦していますがなかなかこれだ!というものが見つかりません。
ここ毎日餅を食べていてそろそろ飽きそうです(笑)
皆さんはお餅に何をつけて食べますか?
どんな料理にお餅を使いますか?
皆さんは静岡の遠州地方にある「おはたきもち」ってご存知ですか?
普通の餅といえばもち米を使いますが、おはたきもちは普通のごはん用のうるち米を使います。
おはたききもちの発祥は、ご飯として食べるのには向かない屑米を有効活用するために生まれたそうです。
そんなこんなで、今僕はお米の消費拡大ということを目標におはたきもちの商品化に取り組んでいます。
単純におはたきもちを作るだけでなく、テーマである「循環」を盛り込んで
あれこれ乗せたり混ぜたり挑戦していますがなかなかこれだ!というものが見つかりません。
ここ毎日餅を食べていてそろそろ飽きそうです(笑)
皆さんはお餅に何をつけて食べますか?
どんな料理にお餅を使いますか?
2015年11月23日
精米について
こんにちは
今日は精米について書いていきます。
精米といっても精米の種類は様々あります。
摩擦式や研削式、圧力循環式などがあります。
今は家庭用の精米機も多く気軽に簡単に精米ができますが、
中には米の品質に影響を与えてしまう可能性のあるものもあるようです。
特に玄米からぬかを取り除く際に摩擦などによって米に熱が伝わったり、
米そのものが割れてしまったりします。
もちろん、家庭用に限ったことではなく、業務用でも精米方法の違いでこのような違いが現れます。
何がおいしいお米で、何がベストな精米方法なのかという明確な答えは僕にはわかりませんが、
いろいろ試して食べてみたいな~と思います。
今日は精米について書いていきます。
精米といっても精米の種類は様々あります。
摩擦式や研削式、圧力循環式などがあります。
今は家庭用の精米機も多く気軽に簡単に精米ができますが、
中には米の品質に影響を与えてしまう可能性のあるものもあるようです。
特に玄米からぬかを取り除く際に摩擦などによって米に熱が伝わったり、
米そのものが割れてしまったりします。
もちろん、家庭用に限ったことではなく、業務用でも精米方法の違いでこのような違いが現れます。
何がおいしいお米で、何がベストな精米方法なのかという明確な答えは僕にはわかりませんが、
いろいろ試して食べてみたいな~と思います。
2015年11月09日
お酒について
こんにちは
今日は日本酒について書いていきます。
「誉富士」って日本酒を聞いたことありますか?
僕はお酒が弱いのであまり量は飲めませんが日本酒が好きで、
新潟の越乃寒梅や茨城の渡舟などが大好きです。
冒頭に書いた誉富士は静岡生まれの日本酒で、米も酒蔵もすべて静岡で作られたものなんです。
先日静岡の居酒屋で飲んだ時に誉富士を見つけて飲んでみました。
すっきりとした飲みやすいおいしいお酒でした!
静岡にはおいしい日本酒がたくさんありますが、
お米農家もおいしい日本酒を作れる良い酒米を栽培するべく日々頑張っています。
残念ながら自家では酒米は現在栽培していませんが、
酒米の栽培は難しさと面白さが混じってとっても興味深い植物なので、僕も将来作ってみたいです。
今日は日本酒について書いていきます。
「誉富士」って日本酒を聞いたことありますか?
僕はお酒が弱いのであまり量は飲めませんが日本酒が好きで、
新潟の越乃寒梅や茨城の渡舟などが大好きです。
冒頭に書いた誉富士は静岡生まれの日本酒で、米も酒蔵もすべて静岡で作られたものなんです。
先日静岡の居酒屋で飲んだ時に誉富士を見つけて飲んでみました。
すっきりとした飲みやすいおいしいお酒でした!
静岡にはおいしい日本酒がたくさんありますが、
お米農家もおいしい日本酒を作れる良い酒米を栽培するべく日々頑張っています。
残念ながら自家では酒米は現在栽培していませんが、
酒米の栽培は難しさと面白さが混じってとっても興味深い植物なので、僕も将来作ってみたいです。
2015年11月06日
お米の評価についてその4
こんにちは
最後にお米の食味値について書いていきたいと思います。
お米の食味は食味計という機械で、100点満点で採点することができます。
これまで書いてきた、お米の評価についてでも書きましたが、アミロースやタンパク質など、
いろいろな要素が米の食味に影響してきます。
そこで、それらの要素から総合的に点数を出すのが、この食味計なんですね。
日本産のお米の平均は60~65といわれています。
70点以上になると7~8割の人がおいしい!と思えるような良質なお米になります。
ちなみに僕の栽培したお米の食味値は、
魚粕が85点、米ぬかが87点でした。
慣行の栽培方法と比べても食味値の向上が見られたので、
試験栽培としては良好な結果がでました!
もちろん、食味計だけでお米のおいしさが測れるわけではないと思います。
むしろ点数に出ない「旨味」や「うまさ」というのがお米にはあると思います。
これからも、食べて素直においしいと思えるおこめを作れたらと思っています。
最後にお米の食味値について書いていきたいと思います。
お米の食味は食味計という機械で、100点満点で採点することができます。
これまで書いてきた、お米の評価についてでも書きましたが、アミロースやタンパク質など、
いろいろな要素が米の食味に影響してきます。
そこで、それらの要素から総合的に点数を出すのが、この食味計なんですね。
日本産のお米の平均は60~65といわれています。
70点以上になると7~8割の人がおいしい!と思えるような良質なお米になります。
ちなみに僕の栽培したお米の食味値は、
魚粕が85点、米ぬかが87点でした。
慣行の栽培方法と比べても食味値の向上が見られたので、
試験栽培としては良好な結果がでました!
もちろん、食味計だけでお米のおいしさが測れるわけではないと思います。
むしろ点数に出ない「旨味」や「うまさ」というのがお米にはあると思います。
これからも、食べて素直においしいと思えるおこめを作れたらと思っています。
2015年11月03日
お米の評価についてその3
こんにちは
前回に引き続き今回は脂肪酸について書いていきたいと思います。
お米に脂肪?と不思議に思う人もいるかもしれません。
お米にも脂肪があるんです。そして時間とともにその脂肪が酸化していきます。
つまり、脂肪酸度でそのお米の「新鮮度」がわかるんです。
時間がたったお米(古米)はこの脂肪酸度が高くなります。
脂肪酸が高まることで古米臭など、お米の品質を落とす原因にもつながります。
せっかくとれたお米も適切に貯蔵して、おいしいお米のままでいただきたいですね。
前回に引き続き今回は脂肪酸について書いていきたいと思います。
お米に脂肪?と不思議に思う人もいるかもしれません。
お米にも脂肪があるんです。そして時間とともにその脂肪が酸化していきます。
つまり、脂肪酸度でそのお米の「新鮮度」がわかるんです。
時間がたったお米(古米)はこの脂肪酸度が高くなります。
脂肪酸が高まることで古米臭など、お米の品質を落とす原因にもつながります。
せっかくとれたお米も適切に貯蔵して、おいしいお米のままでいただきたいですね。
2015年10月31日
お米の評価についてその2
こんにちは
今回は前回に引き続き、タンパク質について書いていきます。
タンパク質という言葉は多くの人が重要な栄養素として聞いたことがあると思います。
実はこのたんぱく質がお米の味に大きく影響をあたえるものの一つなんです。
お米の中に含まれるタンパク質が少ないほど
お米を炊いたときに粘りが増し、おいしいお米ができます。
平均は7.4%程度といわれています。
ちなみに今回の坪狩りでの評価は慣行(現在の栽培方法)から
タンパク質含有量が0.6%、0.9%低くなり慣行よりもふっくらおいしいお米ができているかもしれません。
次回も引き続きお米の評価にかかわる要素について書いていきたいと思います。
今回は前回に引き続き、タンパク質について書いていきます。
タンパク質という言葉は多くの人が重要な栄養素として聞いたことがあると思います。
実はこのたんぱく質がお米の味に大きく影響をあたえるものの一つなんです。
お米の中に含まれるタンパク質が少ないほど
お米を炊いたときに粘りが増し、おいしいお米ができます。
平均は7.4%程度といわれています。
ちなみに今回の坪狩りでの評価は慣行(現在の栽培方法)から
タンパク質含有量が0.6%、0.9%低くなり慣行よりもふっくらおいしいお米ができているかもしれません。
次回も引き続きお米の評価にかかわる要素について書いていきたいと思います。
2015年10月28日
お米の評価についてその1
こんにちは
今回の研究ではお米の収穫前に田んぼの中の1坪だけを刈り取って
収量などを調査する「坪刈り」をしています。
先日坪刈りをしたお米を食味計というお米の評価をする機械で評価し、その結果が出たので、
その評価に重要な要素について書いていきたいと思います。
まずは、アミロースについて書いていきます。
アミロースが高いお米は炊いたときに体積が大きくなり、硬く、粘りの少ないご飯になってしまいます。
硬くてパサついたご飯はあまりおいしくありませんね。
品種によって、アミロースの高いお米と低いお米があります。
今回の試験栽培で使用したコシヒカリはアミロースの含有量が低く粘りの強いほうに分類されるお米です。
また、お米がどんどん栄養を蓄え、モミの中で成長していく登熟期の温度も重要で、
この期間に温度が低いほどアミロースの量が高まりやすいです。
今回はアミロースについて書いてみました。
あと数回食味にかかわる要素について書いていきたいと思います。
今回の研究ではお米の収穫前に田んぼの中の1坪だけを刈り取って
収量などを調査する「坪刈り」をしています。
先日坪刈りをしたお米を食味計というお米の評価をする機械で評価し、その結果が出たので、
その評価に重要な要素について書いていきたいと思います。
まずは、アミロースについて書いていきます。
アミロースが高いお米は炊いたときに体積が大きくなり、硬く、粘りの少ないご飯になってしまいます。
硬くてパサついたご飯はあまりおいしくありませんね。
品種によって、アミロースの高いお米と低いお米があります。
今回の試験栽培で使用したコシヒカリはアミロースの含有量が低く粘りの強いほうに分類されるお米です。
また、お米がどんどん栄養を蓄え、モミの中で成長していく登熟期の温度も重要で、
この期間に温度が低いほどアミロースの量が高まりやすいです。
今回はアミロースについて書いてみました。
あと数回食味にかかわる要素について書いていきたいと思います。
2015年10月25日
米ぬか
こんにちは
前回の魚粕に引き続き今回は米ぬかについて書いていきたいと思います。
米ぬかは自宅で精米したお米からでる米ぬかを使用しました。
米から出るものを再利用して米を栽培できたら循環型だけでなく、
持続可能な農業を実現できるのではないでしょうか。
米ぬかはものによって肥料成分にバラつきがあるため使い方が難しいですが、
今回の栽培ではなんとか慣行農法との差が少しでたものの、実現の可能性大ではないでしょうか。
さらに米ぬかには雑草を生えにくくする働きもあるそうで、
除草剤などの農薬の量を減らすことができるかもしれません。
まだまだ、私の研究では仮説段階で確立するまで至っていませんが、
大きな可能性を見せてくれる素敵な存在です!
前回の魚粕に引き続き今回は米ぬかについて書いていきたいと思います。
米ぬかは自宅で精米したお米からでる米ぬかを使用しました。
米から出るものを再利用して米を栽培できたら循環型だけでなく、
持続可能な農業を実現できるのではないでしょうか。
米ぬかはものによって肥料成分にバラつきがあるため使い方が難しいですが、
今回の栽培ではなんとか慣行農法との差が少しでたものの、実現の可能性大ではないでしょうか。
さらに米ぬかには雑草を生えにくくする働きもあるそうで、
除草剤などの農薬の量を減らすことができるかもしれません。
まだまだ、私の研究では仮説段階で確立するまで至っていませんが、
大きな可能性を見せてくれる素敵な存在です!
2015年10月22日
魚粕について
こんにちは
今回は私のお米に使用している魚粕について書いていきたいと思います。
まず、そもそも魚粕というのは魚を乾燥させて、粉になった肥料です。
今回は魚粕を中心に魚粕だけでは足りない肥料成分を
パームアッシュ(パームヤシの灰を使った肥料)などを使用して補いました。
今回使用した魚粕はもともとお米用の肥料ではないですが、
一定の成果を得ることができれば水稲の栽培にも販売することができるということで、
肥料メーカーともコラボして栽培しております。
肥料といっても数々の肥料がありますが、
魚粕や改装など海のものを使用したお米もたくさんあり、
味も非常においしいものもたくさんあります!
ぜひ一度試してみてはどうでしょうか。
今回は私のお米に使用している魚粕について書いていきたいと思います。
まず、そもそも魚粕というのは魚を乾燥させて、粉になった肥料です。
今回は魚粕を中心に魚粕だけでは足りない肥料成分を
パームアッシュ(パームヤシの灰を使った肥料)などを使用して補いました。
今回使用した魚粕はもともとお米用の肥料ではないですが、
一定の成果を得ることができれば水稲の栽培にも販売することができるということで、
肥料メーカーともコラボして栽培しております。
肥料といっても数々の肥料がありますが、
魚粕や改装など海のものを使用したお米もたくさんあり、
味も非常においしいものもたくさんあります!
ぜひ一度試してみてはどうでしょうか。
2015年10月19日
私のお米について
こんにちは
本格的に記事を投稿するのが初めてになるので、
まずは私のお米の紹介をしたいと思います。
平成27年度産のお米は収穫し終わりましたが、
今年は魚粕と米ぬかを使ったお米の2種類を栽培しました。
テーマは「循環型」です。
魚粕は私の地元の焼津産の魚を原料に使っているもので、
米ぬかは私の家で精米された米からでるものを使用して栽培しました。
焼津という地域での循環と私の家での循環の2つをテーマに栽培しました。
本格的に記事を投稿するのが初めてになるので、
まずは私のお米の紹介をしたいと思います。
平成27年度産のお米は収穫し終わりましたが、
今年は魚粕と米ぬかを使ったお米の2種類を栽培しました。
テーマは「循環型」です。
魚粕は私の地元の焼津産の魚を原料に使っているもので、
米ぬかは私の家で精米された米からでるものを使用して栽培しました。
焼津という地域での循環と私の家での循環の2つをテーマに栽培しました。